令和2年9月定例会
令和2年10月8日 (一般質問)
太田康彦
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1.新型コロナ時代の公園の在り方について
(1) 県外からの来園が想定される10公園について4月29日から5月6日まで駐車場を閉鎖したが、この判断はいかになされ、根拠は何によるものでしょうか。
(2) 駐車場の閉鎖によって来園者の状況はどのように制限され、その変化は見られたでしょうか。
(3) 今後の感染状況によって、再度、公園への来園を制限するために公園駐車場を閉鎖することがあるでしょうか。
(4) 公園を使用しての集会、イベントについては、現在、自粛要請されていますが、この解除については、どのような基準を考えていますか。
国際的な非営利組織「世界都市公園会議(WUP:World Urban Parks)」のCEOニール・マッカーシー氏は、3月18日の声明で次のように述べています。「地元の公園や通りの価値は、ストレス解消の場所と時間と、それに加えて健康上の利点を与えてくれます。これらはすべて、身体の免疫システムを維持する上で非常に重要なことです。先ずは、政府や保健組織によって発行されているガイドラインと指令を尊重し、自分自身とコミュニティの安全を確認することが重要です。」
このことからも、感染拡大防止のためのガイドラインを守った上で、公園利用を促進していくことが大切だと考えます。
国土交通省の公園緑地・景観課は、8月7日時点とした上で、新型コロナウイルスの感染状況が変化する中でも継続的に公園を利用できるよう、「緑とオープンスペースをフル活用し、新型コロナに負けない健康的なライフスタイルへ」と題する身近な公園利用のポイントを示しました。
(5) 富士市において、市民が感染対策に気をつけながら積極的に都市公園を利用できるよう、このようなメッセージを発信する考えについて伺います。
2.吉原公園の再整備について
(1) 現在ある基本計画に基づき、事業を進めていく場合、事業期間及び事業規模はどの程度と想定されるでしょうか。
(2) 再整備へ動き出して10年が経過しようとしていますが、市民参加のワークショップ及び、その結果として策定された基本計画を現在どのように位置づけていますか。
平成29年には都市公園法が改正され、都市公園の再生、活性化を推進する方向が明確に示されました。そして、今日、コロナ時代の公園の重要性が世界規模で叫ばれています。
(3) 新しい生活様式の中での吉原公園の再整備となりますが、これからの公園の方向性をハード、ソフトの両面において基本計画に付加していく考えはあるでしょうか。