令和3年2月定例会
令和3年3月9日 (一般質問)
小池智明
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1.コロナ禍で考える富士医療圏の現状と課題、そして今後について
(1) 重点医療機関としての中央病院の動きについて
@ 中央病院は、令和2年8月に県から主として中等症以上の患者を受け入れる重点医療機関に指定されたが、どういう考え方、経緯で重点医療機関の指定を受け、感染患者の受入れをどう行ってきたのか。
A 中央病院では、感染患者を受け入れ始める際、さらに重点医療機関の指定を受けてから、患者受入れに関する他市の公立病院との役割分担等の調整は、どの機関(県保健所、あるいは中央病院等)がどう行ってきたのか。
B 中央病院が市内外から受け入れた新型コロナウイルス感染患者の合計人数と症状、治療の推移、また受入患者が居住する市町別内訳人数はどの程度か。
(2) 民間病院等との連携・調整について
@ 感染患者の病床を確保するためには、民間病院の理解と受入れが必要との意見があり、先頃、それを促すことを含む感染症法の改正、施行がなされた。中央病院が中心となり、地域完結型医療体制構築を目的に、一昨年8月に民間病院を含む市内9医療機関が参加し設置した富士市病院相互連携会議などでは、病床確保、患者受入れ等をどう調整しているのか、また今後どう取り組むのか。
A 感染から回復した患者を受け入れる等のいわゆる後方支援について、富士市医師会や介護施設等とはどう連携・調整しているのか。
(3) 周辺自治体との連携・調整について
@ 新型コロナウイルス感染防止・治療対策に関する富士医療圏のトップ協議(富士保健所長、富士市長、富士宮市長)は行われているのか。
A 以前より、医師数をはじめとする医療資源の少なさが顕著な富士医療圏においては、今回のコロナ禍を通じて、改めて富士市立中央病院、富士宮市立病院、共立蒲原総合病院の連携、役割分担の重要性を感じる。これを機に「(仮称)三公立病院あり方研究会」を設置する考えはないか。