令和4年6月定例会
令和4年6月24日 (一般質問)
藤田哲哉
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1.社会福祉センターから生まれたコミュニティーの今後について
(1) 市の方向性の中で廃止の3施設については、施設周辺では類似事業が展開されており、当該施設で行政が継続して事業を行う必要性は低いと考えられることから、地元関係者等との協議を十分に行い、理解を得た上で廃止とするとしています。ここでいう地元関係者等とは、答申内容にある施設利用者、地域住民、関係者等ということなのか伺います。
(2) 廃止施設の利用者の居場所づくり等についてでは、社会福祉センターは、高齢者の社会参加や仲間づくり等、「居場所」としての機能を有していたことから、廃止する施設の利用者及び地域住民に対し次の活動を促すとして、5つの提案をしています。
「居場所」としての機能を有していたことで、アウトカムとして広見荘では、コミュニティーが生み出されました。1日誰とも話をしない独居の高齢者が、ここに来れば、挨拶ができる、笑うことができる、幸せを感じることができる、生きていると実感できる。社会福祉センターとしての行政目的達成の結果、成果としてコミュニティーを生み出しました。廃止によりこのコミュニティーが分裂した場合、震災関連死のような状況が起きないよう、私たちは生み出した責任を果たさなければなりません。そこでこれら5つの提案は、利用者の皆さんのコミュニティーを維持し、生きがいを持ち続けられる提案であるとお考えか伺います。
(3) 各提案では、参加を促す、情報提供するとありますが、高齢者の皆さんは新たな場所へ行くことや新たにグループに参加すること、また、自ら進んで仲間づくりをすることが大変苦手であります。利用者の皆さんは、孤独になること、孤立してしまうことに大変不安を積もらせています。これらの不安を払拭するためにどのような対応をお考えか伺います。
(4) この広見荘は、災害時に福祉避難所としての機能を有していますが、今後もこのような活用を視野に入れているのか、お考えを伺います。
2.富士市のスポーツを支える人材育成とアスリートセカンドキヤリア支援について
(1) 就労経験がない、または就活をしたことがないスポーツ選手は、ユニバーサル就労支援センターのサポート対象として考えられるのか伺います。
(2) アスリートのセカンドキャリア支援をする中で、企業のみならず就労するアスリート自身も社会貢献ができ、富士市のスポーツ推進に携わることができると思いますが、いかがお考えか伺います。
3.富士市立中央病院の機能充実について
(1) 待ち時間をより有効に使える手段として、ゲストレシーバー(メッセージ機能付呼出しベル)の配備が期待されるところですが、設置についてのお考えを伺います。
(2) 入院時に点滴等の処置のため、入院患者のリストバンドのバーコードを読み込む必要があるのですが、場所によってはスムーズに読み込めない場合があると伺っています。病院機能としてネッ卜ワーク環境の充実を図ることが必要不可欠と思いますが、いかがお考えか伺います。