令和5年2月定例会
令和5年3月6日 (施政方針に対する質問)
小池義治
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1.「はじめに」について
(1) 「コロナ後の社会への希望や潤いのある日常の大切さを実感しているところであります」とあるが、本市の学校や公共施設等において約3年間続いてきたマスク着用などの感染対策の要請を、どのようにして切り替え、コロナ後の社会に移行していく考えか伺う。
(2) 「未来への希望を感じられる取組を、迅速かつ柔軟に進めていくことを改めて決意しました」とあるが、未来への希望を感じられる取組とは、施政方針全体の中で特にどの部分を念頭にしているか伺う。
2.「新年度の市政運営に向けて」について
「結婚から妊娠・出産・子育てに至る切れ目のない支援を行うとともに、柔軟で多様な働き方の推進や移住定住の促進など、企業や関係団体等と協働し、若者が集い、子育てがしやすい地域づくりを更に推進してまいります」とあるが、子育て施策は近年、全国の地方自治体でも競争のように力を入れており、本市が市外・県外の子育て世代にも移住定住先として選ばれるまちであるためには、本市独自の子育てがしやすい地域づくりをアピールする必要があると考えるが、本市の売りともいえる子育て施策は何か伺う。
3.「施策の大要」について
(1) 第1『安心できる暮らしを守るまち』を実現するための施策について
@ 「防犯につきましては、不審者等から児童の安全を確保するため、引き続き、通学路における防犯カメラ設置費用を補助してまいります」とあるが、防犯カメラ設置のニーズは高いのに対し、現制度では主体となる町内会等にとって使い勝手が悪く、施策が進んでいない現状にあると思われるが、現行の補助制度については何らかの変更を行うか伺う。
A 「男女共同参画につきましては、多様性が尊重され誰もが自分らしく生きることができる社会の実現に向けて、パートナーシップ宣誓制度を拡充し、パートナーの子や親などを家族として届け出ることができるファミリーシップ制度を導入いたします」とあるが、ファミリーシップ制度とは、どのようなものを想定し、どういったスケジュールで進めていくか伺う。
(2) 第5『活力を創り高めるまち』を実現するための施策について
@ 「地場産業の振興につきましては、製紙分野の新たな連携の機会を創出するため、他地域の大学の研究者や自治体等との交流を図るとともに、新たな製品開発や新規市場の開拓を促進するため、『製紙産業イノベーション創出研究セミナー』を開催いたします」とあるが、製紙産業の新規市場とは、どのようなものを視野に入れているか伺う。
A 林業振興について、「自然環境保全林富士ひのきの森の人道橋『千束橋』の復旧に向け、詳細設計を行います」とあるが、これに公費を使うに当たり、知名度が低く来訪者が少ないという課題を抱えた自然環境保全林富士ひのきの森を今後、どのような場所にしていくか伺う。
B 「雇用及び就労への支援につきましては、市内中小企業等が抱える専門的人材の確保などの課題解決や、多様な人材の活用促進を図るため、複数の企業等の案件に携わるプロフェッショナル人材、いわゆる複業人材をテレワークにより活用する取組を実施いたします」とあるが、本市が求める複業人材とは、どのような人材を想定しているか伺う。