令和6年2月定例会
令和6年3月5日 (施政方針に対する質問)
一条義浩
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1.「施策の大要」について
(1) 第2『次代を担うひとを育むまち』を実現するための施策について
「若者の希望をかなえる支援につきましては、高等教育機関の誘致等に向け、地域課題の解決を図る共同研究の実施や、学生等と市民の交流機会の創出により、高等教育機関との更なる連携強化を図ってまいります。また、本市における大学等のフィールドワークを創出するため、中央図書館分館に『(仮称)フィールドワークセンター』を開設する」とありますが、
@ 地域課題の解決を図る共同研究とは、どのようなテーマや内容になるか。
A 高等教育機関との連携強化の具体的な方法や成果指標は何か。
B (仮称)フィールドワークセンターの活動内容は何か。
C 静岡大学は将来「(仮)東部キャンパス」を県東部に設置すると発表したが、本市はその受皿になり得ると考えるか。
(2) 第3『支え合い健やかに過ごせるまち』を実現するための施策について
@ 中央病院について、「脳神経外科・脳神経内科を中心に、救急医療センターや救急隊等との間で患者の医療情報を共有するアプリの運用を開始いたします」とありますが、
ア アプリの運用によって、どのような効果やメリットが期待できるか。
イ 脳神経外科・脳神経内科を中心とした理由は何か。
ウ 市内の救急隊と救急受入れ医療機関との連携はどのように行うのか。
A 「救急医療につきましては、富士保健医療圏における救急受入困難事案、いわゆる630問題の改善を目指し、引き続き平日昼間に救急患者の受入可能な医療機関の輪番体制を構築し、事業効果を検証してまいります」とありますが、
ア 1次救急における医療機関の輪番体制については、支障なく継続する見込みか。
イ 630事案は複合的な要因が絡む深刻な問題であり、抜本的な解決が必要であると思うがいかがか。
(3) 第7『快適な暮らしを続けられるまち』を実現するための施策について
@ 公共交通について、「AIオンデマンド交通『のるーとふじ』の運行を継続するとともに、既存路線へのシステム導入を促進してまいります」とありますが、
ア このシステムを既存路線へ導入した場合、路線バスの持つ定時性を損なうおそれがあると考えるが、どう解決していくのか。
イ 「電子マネーが使えない」、「交通結節点である富士駅までつながっていない」等の意見があるが、改善をどう進めるか。
A 「自動運転バスの市内公道での実証運行を行うとともに、新富士駅・富士駅間への導入に向け、需要予測や想定ルート等を把握するための基礎調査を実施いたします」とありますが、
ア 事業主体をどのように考えているか。
イ 現在、路線バスやタクシーが両駅をつないでいるが、自動運転バスの導入により、利用者の移動行動や選択肢がどのように変化すると予測するか。
ウ 需要予測や想定ルート等を把握するための基礎調査とは、どのような方法や期間で行うのか。