令和2年2月定例会
令和2年3月3日 (施政方針に対する質問)
米山享範
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1.「新年度の市政運営に向けて」について
「進化するデジタル技術を活用し、行政サービスに新たな価値を付加できるよう、デジタル変革に向けた動きを加速させてまいります。」とあるが、
(1) 新たな価値とは何を想定しているのか。
(2) データ分析を行うデジタルマーケティングをどのようにしてシティプロモーション及び、市民生活に効果をもたらすのか伺う。
2.「施策の大要」について
(1) 『健やかに安心して暮らせるまち』
「『富士市公立教育・保育施設再配置計画』に基づき、幼稚園及び保育園の再編を進めるとともに、廃止対象施設について地域の皆様や民間事業者などから幅広いご意見を伺い、跡地の活用方法を検討していく」とあるが、幅広い意見を吸い上げる手法についてどのように考えているのか。特に対象施設の地元の声をどのように施策に反映していくのか伺う。
(2) 『産業が交流するにぎわいのまち』
企業誘致・留置について、「多様な就業の場を創出するため、中心市街地等へのオフィス誘致を更に推進してまいります。」とあるが、これまでの誘致活動を踏まえ、今後についてどのように展望していくのか伺う。
(3) 『魅力ある教育を実現するまち』
「自転車を活用したまちづくりやスポーツツーリズムを推進するため、『富士市自転車活用推進計画』の策定に着手いたします。また、プロサイクリングチーム『レバンテフジ静岡』に対し、活動拠点の整備などの支援をします。」とあるが、
@ 富士市自転車活用推進計画はどのような目的及び構想をしていくのか伺う。
A レバンテフジ静岡への支援はどのように行っていくのか。また、推進計画とどのように連動させていく考えか伺う。
(4) 『人にやさしい便利で快適なまち』
@ 「土砂等の埋立てに関する違反行為への対策につきましては、引き続き『埋立て事業等庁内対策会議』による全庁的な対策を行うとともに、警察等との連携を一層強化し、厳正に対処するほか、国や県に対し、法整備などの統一的な対応を働きかける」とあるが、
ア 違反行為に対応する平成30年12月の非常事態宣言以降、「庁内対策会議」は違反行為に対してどのように機動的に対処してきたのか。また、その成果はどうか。
イ 非常事態宣言の終息に向けて、どのように展望しているか。そのための体制をどのように構築する考えか具体的にお示しいただきたい。
A 公共交通につきましては、持続可能なネットワークの構築に向け、交通と福祉の連携による移動支援サービスについて検討し、公共交通の空白地域を対象に、高齢者の移動を念頭に置いた「地域おでかけバス」の実証運行を実施するとあるが、
ア 公共交通の空白地域とは、富士市ではどのような地区、エリアが対象となるのか。
イ 交通と福祉の連携による地域おでかけバスの運行体制、仕組み、ルート等は、どのように想定しているのか。
ウ 中でも、対象地区のまちづくり協議会、介護保険の生活支援体制整備事業で取り組む第2層協議体等、地域住民は、その運行にどのように関わることを想定しているか。
(5)『市民と創る新たなまち』
「地区まちづくりセンターにおける指定管理者制度導入に向け、業務の見直しを進めるとともに、まちづくり協議会との意見交換を重ね、モデル地区を選定していく」とあるが、
@ まちづくり協議会を指定管理者とする狙いは何か、改めて伺う。
A これに伴い、一括交付金の導入等、地域自治の拡充をどのように図っていく考えか、今後の展望を伺う。