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令和1年9月定例会
一般質問 吉川 隆之
1.自転車専用通行帯について
(1) 自転車専用通行帯について
県道鷹岡富士停車場線の富士本町交差点から中島新道町交差点間に設けられた自転車専用通行帯は、高校生の自転車通学の安全確保を狙いにした実証実験的要素が強いが、県事業の取り組みである自転車専用通行帯について、市当局は、どのような判断をしているのか。「安全確保に効果あり」と判断するならば、自転車通学に利用されている市内の主要市道に採用してはどうか。
(2) 自動車と自転車の接触事故について
近年、JR富士駅と県立富士高校までの区間において、側道から県道鷹岡富士停車場線に出る自動車と富士駅方面から北に走行している自転車との事故が多発している。自転車の場合、JR富士駅より富士本町交差点までが車道、富士本町交差点から中島新道町交差点が自転車専用通行帯を走行、そして中島新道町交差点からは車道走行なのか、それとも歩道も走行してよいのか、自転車関係法令の指示があやふやになるため自転車利用の学生及び大人の方も出合い頭の事故が多発している。
交通ルールの複雑さを避けて交通事故防止を図るためには、このまま自転車専用通行帯を延長、あるいは現在の歩道を自転車専用と歩道とに分ける方法があると考えるがいかがか。
(3) 自転車専用通行帯設置方法について
県道鷹岡富士停車場線の富士本町交差点から中島新道町交差点間の自転車専用通行帯は歩道の縁石の道路側にあるが、縁石の歩道側にされたほうが安全と思われるが、いかがか。
2.次代を担う小中学生の防災・減災意識の涵養に向けての提案について
(1) 人と防災未来センターの教員視察について
平日昼間に巨大地震が発生した際、地域に在住する小中学生には、人命救助を基軸に、そのパワー発揮が期待されている。これはまた学校現場における防災・減災教育を、どう強化していくかの課題とも言えよう。
人と防災未来センターは、阪神・淡路大震災から得た貴重な教訓を世界共有の財産として後世に継承し、国内外の地震災害による被害軽減に貢献すること、及び生命のとうとさ、共生の大切さを世界に発信することを目的に設立されており、まずもって教育委員会が教員チームを編成して人と防災未来センターを視察、その成果を教育現場に生かしてはどうか。
(2) 中学校修学旅行の見学コースに
説明を受けた人と防災未来センターのスタッフは、学校の修学旅行や、自治会・町内会等の防災・減災研修で来館する方が多いと話された。
富士市内の中学校の修学旅行先は伝統的に京都・奈良が主流となっているが、神戸市にある人と防災未来センターも関西方面であり、より意義のある、思い出に残る修学旅行とするために見学コースに組み込むことを教育委員会として各校にアプローチしてはどうか。