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令和1年11月定例会
一般質問 遠藤 盛正
1.スポーツ観光につながる、市内スポーツ施設の現況について
(1) 新富士球場建設の可能性について
昭和51年7月、富士市総合運動公園に富士球場が開設されて以降、高校野球を中心に地元社会人野球の大昭和製紙野球部のホームグラウンドとして、都市対抗野球の予選やプロ野球イースタンリーグの公式戦も行われてきました。
県内でもここ何年かで、草薙球場、愛鷹球場、清水庵原球場の改修が行われてきましたが、富士球場は開設から43年が経過する中、老朽化が進み球場の狭さや照明施設がないことで、時代に取り残されており、このままでは高校野球の予選の開催も危ぶまれています。
富士市は静岡県内でも一番の野球人口を有し、プロ野球選手も多く輩出しています。そうなると何とか「新富士球場を」という市民の声もわからないではありません。そこで今回の要望を受けた、市長の御見解をお聞きします。
(2) 富士川緑地整備計画について
平成30年度には、年間で26万5000人余が利用した富士川左岸緑地と、9万人余が利用した富士川右岸緑地の管理状況について伺います。
富士市の新しいスポーツ施設として新総合体育館建設が予定されています。できれば全国に誇れる体育館の建設を望むところではありますが、以前、プロリーグを開催できる規模への要望について一般質問させていただいた際に、「そこまでは考えていない」との御答弁をいただいています。
そこで今は、できない提案をするよりは、できあがった体育館をいかに有効利用していくか、検討をするべきだと私は思います。
今後は、富士市に現在あるスポーツ施設を修繕・改修することで、全国にアピールできるスポーツ観光都市として、スポーツツーリズムに寄与できるものと思います。
そこで富士市の宝でもある、富士川緑地の有効利用について伺います。
@ 現在進められている富士川左岸緑地、富士川右岸緑地の整備計画は、予定どおりか、また計画の変更はあるか。
A 平成30年度には、富士川左岸、右岸、合わせて年間35万5277人が利用している富士川緑地を一元管理できる体制が必要と考えるが、整備される富士川緑地を維持、管理するためには現在無料で利用できているグラウンドも受益者負担をお願いするべきと考えます。そのためには、(仮称)富士川緑地管理事務所を置くべきと考えるがいかがか。
B 富士川緑地の周辺に、安価で宿泊できる施設や雨天練習施設を整備する必要があると考えますがいかがか。
C アルティメット選手権大会で利用されている、地区で管理している自由広場を市が管理する予定はあるか。