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令和1年11月定例会
一般質問 井出 晴美
1.市立中央図書館のさらなる機能強化について
(1) 本市では、読み聞かせの取り組みが活発に行われ、本市の読書に対する意欲の高さをあらわすものとなっています。本市の図書館事業の目標に「図書館は本と出会い、本と親しみ、人と交流する場」を目指し、「明るく、温かく、誠実に」図書館サービスに努めるとあるように、子どもたちがさらに本に興味を持ち、図書館に来て、本を借りる意欲と喜びにつながる取り組みが重要と考えます。そこで、読書への喜びと意欲が湧くシステムに預金通帳型「読書の記録」があります。このシステムは、借りた本の履歴として、貸出日、書名、著者名、金額、月ごとの冊数、合計金額が印字され、目に見える形で残っていきます。
そこでお伺いいたしますが、読書の意欲向上とともに知の財産記録として喜びが残る、預金通帳型「読書の記録」システムを導入してはと考えますが、御所見を伺います。
(2) 不特定多数の方が利用する本の衛生状態を気にされる方が増加傾向にある中で、安心して図書館の本を手にとっていただけることは大切と考えます。最近では、目には見えない菌やウイルスなどのほか、ページの間のほこりや臭いなどを1回約30秒で消毒できる書籍消毒機を導入する図書館が増加しているようです。
そこでお伺いいたしますが、図書館の本を市民の皆様に安心して利用していただくためにも、図書館のさらなる機能強化にふさわしい書籍消毒機を導入してはと考えますが、御所見を伺います。
(3) 本市の不明本は、平成30年度は798冊で、金額にすると105万円と伺い、図書の盗難防止の取り組みは重要と考えます。他市で導入され最も有効な対策とされているのが、ICタグを図書に取りつけることとされており、返却、貸し出し時にはICタグを読み取り、漏れなく整理ができる上に、図書館の出入り口に盗難防止ゲートを設置することで、貸し出し手続きを行わずに通り抜けたときにはICタグにセンサーが反応し、音で知らせる仕組みとなっています。このICタグを導入している他市の事例では不明本の割合が大幅に削減されたと伺いました。
そこでお伺いいたしますが、本市の財産である図書の盗難防止策として、ICタグの取りつけと、盗難防止ゲートを導入してはと考えますが、御所見を伺います。