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録画内容

令和2年9月定例会

一般質問 高橋 正典

1.集中豪雨による市民生活への災害対策について
(1) 今述べた事例は、松岡の四丁河原下区のJR東海道本線梅屋敷踏切の西側一帯で床下浸水の被害が出たものである。
 原因としては、JR東海道本線下を横断する水路の開口が小さく、ここに接続する水路の水が一気に増水した場合、大量の水がはけきれずに滞留したことに尽きる。
 この一帯に集まった大量の水はどこから来るのかということになるが、この付近を流れる上堀の水が溢水して、この地域に集中して流れ込んできたのである。原因は上堀にあるが、ここでは、溢水した水が一点に集中するも、水はけがよければ床下浸水の被害は免れたのではないかということについて、以下質問する。
 @ 四丁河原下区にあるここの直近の水門周辺を改良して、下流部への溢水を阻止できないか。
 A 水路を改良したとしても、抜本的な解決手段として、JR東海道本線を横断する水路の口径を拡幅すべきと考えるがいかがか。
 B JR東海道本線の南側にある水田や、四丁河原下区及び松富町住民への水害による被害を防止するという観点から、水路の整備も必要となるが、踏切の東直近に市有地があるので、ここに調整池を設けることは考えられないか。
(2) 今回の床下浸水被害は、四丁河原地内の水門付近での溢水が下流部に回って起きた。では、上堀の排水がよければ、溢水が起きなかったということになるが、ここで、上堀の線形について考えてみると、滝戸の龍巌渕を起点にして、岩本地内から松岡地区に至るまで、ごく自然な流れで流下してくるも、四丁河原下区に入って、JR東海道本線に突き当たると直角に曲がる。ここで、流れを西に変えると今度は、四ヶ郷用水路に直角に合流することになる。この2か所の悪条件が上堀の流れを悪くしていることについては、当局も認識していると思っている。
 上堀のバイパス事業の将来計画は承知しているものの、平成28年に完成し、4年経過した上堀放水路について、以下質問する。
 @ 四ヶ郷用水路は集中豪雨の予報の時点で、取水門を閉鎖しているが、上堀との合流地点より上流部で満水の状態になる。その要因についてどう考えるか。
 A さきに述べたように、上堀は、松岡踏切付近で直角に曲がり、さらにその西側の宮下踏切付近で、満水状態の四ヶ郷用水路と直角に合流していることから流れに支障を来していると考えるが、四ヶ郷用水路との合流部の改善方法について、考えはあるか。
 B 平成28年にJR東海道本線の南に上堀放水路を新設したが、その効果についてどう捉えているか。
 C 富士川河川敷内の放流部については、今回の豪雨においても十分な水路幅が確保され、かなり余裕があったが、四ヶ郷用水路からの取水部分を改良することによって、放流水量を上げることが必要と考えるがいかがか。

通告添付資料

発言通告表 (PDF 117KB)

添付資料

議事日程 (PDF 16KB)
発言通告表 (PDF 375KB)

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