令和6年6月定例会 |
会議日:令和6年6月28日(本会議) |
議会運営委員会委員長報告 |
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藤田 哲哉議員
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1.富士市のお茶振興の推進について
(1) さきの飲食事業者が展開するウェブサイトを見ると、パリ・ニッポン・プロジェクトのページが追加され、富士市の海外販路開拓の支援について記載があり、1回のパリ出張で多数の商談が成立したほか、フランスから富士市への視察団来日も決定。次の展開に期待が持てるという内容でした。今後の具体的なスケジュールや戦略、ビジョンについて伺います。
(2) 市場が飽和状態の場合、需要の掘り起こしは必要不可欠であり、富士市が海外販路の開拓を積極的に目指している点は、大変評価できます。そこで、緑茶全体から見るほうじ茶の割合とその効果について伺います。
(3) 生葉が工場で受け入れられないことで、今後借りていた畑を持ち主に返却する流れが加速する可能性があります。さらに、返却された持ち主も高齢化等により管理ができない状態に陥り、結果、荒廃地が増加するという負の連鎖が懸念されますが、市はどのような対応をお考えか伺います。
(4) また、専業農家にとっても収量の制限がかけられると、防除等の管理がずれ込み大きな負担が発生する懸念があります。富士市の主要農作物の一つであるお茶を扱う農家に対して、どのような助成等をお考えか伺います。
(5) お茶の流通状況を見ると、茶期前から茶商の繰越し在庫量は多く、需要の低迷、減少により品質重視の選択買いや必要買いに終始し、小口仕入れが多くなりました。また、飲料消費の多様化によりドリンク原料の需要も少なく、大手の茶商は契約仕入れが増え通常の仕入れを控えたこともあり、大口の荷口は販売までに時間を要し単価が下がりました。さらに気温の上昇及び降雨により摘採遅れで硬葉化したものは厳しい値押しとなり、下値は近年まれに見る安値となった工場もあると聞き及んでおります。これらに鑑みると、今までの生産の仕方についても大きな転換期を迎えたと同時に、茶木からの転換の支援を大胆に進めなければならない時期に突入したものと思われます。富士市の茶業が継続できる環境を整えるため、どのような対応を図るべきかお考えを伺います。
2.高騰する市営住宅の共益費について
(1)昨年度、屋上・外壁防水改善工事と同時にLED化の整備をしていただき、本年度もさらに1棟に同じ工事を行います。このことは、住民の皆さんも大変感謝しており、高く評価しております。しかしながら、電気代が上がるということは、ほぼ全ての物価も上がると予想されます。市営住宅に入居できる要件に鑑みると、入居者にとってはまさに死活問題であります。短期的な負担軽減や中期的なLED化の加速等対応を図る必要があると思いますが、いかがお考えか伺います。
(2)入居者の他の負担金として、駐車料金があります。駐車場の白線が薄くなり、雨天時等では見えづらく危険を感じるとのことで改善要望をしたものの、予算がないとのことで仕方なく個人負担で線を引き直したという報告が町内会長にあったと伺いました。負担金をいただいている以上は、なるべく事故等のリスクが発生しないよう迅速な対応が必要だと思われますが、いかがお考えか伺います。
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笹川 朝子議員
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1.会計年度任用職員の実態と処遇改善について
(1) 会計年度任用職員の実態について伺う。
@ 1日の労働時間がフルタイムより15分短い7時間30分勤務のパートタイム会計年度任用職員は何人いるか。
A 勤務時間をフルタイムよりわずかに短くするのは不適切な勤務時間設定であるという、2023年12月27日付の総務省通知に基づいて、フルタイム職員として任用することについて検討しているか。
B 給与・手当・休暇はどうなっているか。
C 任期の更新(雇用の継続)はどのようにしているか。
(2) 2023年5月2日付、総務省の給与能率推進室長からの通知に基づき、会計年度任用職員の給与等における遡及改定は実施されたか。
(3) 勤務時間が15分短いパートタイム会計年度任用職員も業務に欠かせない職員であるが、その87%を女性が占めている現状は、官製ワーキングプアとジェンダー不平等をつくり出しており、女性は補助的な仕事でいいという考えだと捉えられる。働きがいのある職場にするためにもジェンダー平等の視点が求められるが、その点について伺う。
(4) 不安を抱えたままで仕事に向き合うことは、心身ともに苦痛を伴うため、処遇改善に取り組むべきと考えるがいかがか。
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井出 晴美議員
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1.共生社会の実現を推進するための認知症基本法の施行に基づく本市の取組について
(1) 認知症に関する正しい知識と認知症の人に関する理解を深める広報活動について
(2) 認知症の人の意見を聴く体制について
(3) 認知症の人の社会参画を促進する取組について
(4) 認知症初期集中支援チームの状況と今後について
(5) 認知症ケアパスの活用状況と今後について
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福永 意人議員
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1.高齢者ケア等の観点からの世代間交流事業等の促進について
(1) 独り暮らし高齢者の孤立を防止するためにどのような対策をしてきたか。
(2) これまでどのような世代間交流事業を支援・実施してきたか。
(3)教育機関等と連携して世代間交流事業を促進してはいかがか。
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市川 真未議員
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1.歴史的資源である文化財を活用したまちづくりについて
(1) 富士市内の文化財が市民に十分に知られているとお考えか。
(2) 今年度、移築事業が予算計上された国登録有形文化財である旧順天堂田中歯科医院診療所兼主屋について、どのように活用する予定か。
(3) 文化財の活用について、審議会等、地域と一体で横断的に話し合えるような環境で活用を検討しているか。
(4) 富士市の魅力向上のために、文化財活用をどのようにお考えか。
2.吉原第一中学校の給食室改修に伴う給食停止について
(1) 学校からの連絡文書が5月20日付と、保護者への連絡が遅いと感じるが、いかがお考えか。
(2) 男女共同参画の視点から、給食停止に伴う保護者への負担について意見を伺う。
(3) 事前に吉原第一中学校で給食調理ができないことに伴う代替措置の検討はしたか。
(4) キッチンカーやパンの販売、寄附を募るなど、生徒たちに対して市民協働で何ができるかを模索できないのか。
(5) せめて主食だけでも提供することはできないのか。
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2.議第78号 工事請負契約の締結に関し議決を求めることについて
(天間清水久保2号線(A1橋台)新設工事)
3.議第6号 再審法改正を求める意見書について |
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